インド(印度)伝来に因むとされる印伝はなめした鹿革に染色を施し漆で文様を描いた工芸品になります。古くは正倉院の宝物に印伝の足袋が残り、馬具・武具・甲冑の一部に用いられたと言われ江戸時代には各地で製造されていたようです。現在、製法が伝わっているのは山梨県。甲州印伝として巾着袋・お財布・小銭入れが製造され、使い込むほどに手に馴染む、漆の柄付けにより滑らない、落ち着いた味わいがあることで愛用されています。こちらのページでご紹介するのは甲州印伝の老舗「印傳屋・上原勇七」の商品。その中でも、黒地にピンクと白の漆で2度漆付けした「かぐわ」シリーズ1色の漆付けのタイプとはまた違った魅力を放っています。 | |
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素材 | : |
表/鹿革柄付け/漆裏/ポリエステル | |
配色 | : |
【かぐわ】黒地にピンク・白の薔薇 | |
サイズ | : |
10.0cm×17.0cm×4.5cm重さ/57g | |
仕様 | : |
内側にポケットが1つあります。 | |
製造 | : |
印傳屋上原勇七 日本製 |
印伝の老舗「印傳屋・上原勇七」のポーチです。黒の鹿革地に、ピンクと白の漆を2度付けして描かれた、愛らしい薔薇柄の『かぐわ』。華やかな色・柄のポーチは、持っているだけで気分を盛り上げてくれます。大きすぎず小さすぎない程よいサイズの台形タイプ。上部はファスナー仕様で大きく開き、底はマチがあるので収納力もファスナーに付けられた革チャームもポイントとなりお洒落。また、細かな物が入れられるポケットが内側に1つあります。化粧品をはじめ小物をまとめるのにピッタリ。柔らかな革ですので、使うほど手に馴染んできます。さまざまな用途で使える、上品で可愛らしいポーチです。ご自分用はもちろん、誕生日や母の日などのギフトとしていかがでしょうか。尚、可能な限り実物と同じ色になるよう写真を調整しておりますが、パソコン環境やモニターにより色味や質感が若干異なることがあります。ご了承ください。