~村名のみ、4種の個性異なるジュヴレ・シャンベルタン~ジュヴレ・シャンベルタン村で4世代に渡る家族経営の小規模ドメーヌ。3代目当主のマルク・ロワより元詰めを開始。現4代目当主アレクサンドリーヌはマルクの一人娘にあたり、ボーヌの醸造学校卒業後、オーストラリアやニュージーランド、南仏等で経験を積み2003年よりドメーヌを継承。栽培面積4ヘクタール、総生産量約2万本。その少ない生産量の為、殆ど無名に近かったが、アレクサンドリーヌがドメーヌを運営するようになってから世界市場にも進出し、フランス国内外で高く評価されるようになっている。現在オレゴンのフェルプス・クリークにて醸造も手掛けており、1年に2度のワイン造りの経験を積んでいる。~小規模だからこそ出来る、細部までのこだわり~「ワインの出来の80%は畑で決まる」と惜しみない労力を注ぎ綿密な畑作業を行い、葡萄の衛生状態には特に気を配る。少しでも悪い果実があれば取り除き、徹底した選別で低収量に抑えることで、綺麗に成熟した大変バランスの良い葡萄が収穫出来、搬入後の選果作業も必要なくなる。収穫後の葡萄は常温のまま4~5日寝かせ、自然酵母による発酵を促す。足でピジャージュを行うなど、極力機械は用いない伝統的な造り。経験に基づく確かな手法と、女性ならではのきめ細やかな感性で、伝統とモダンを巧みに融合した新世代のブルゴーニュ・ワイン。 | |
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ジュヴレ・シャンベルタン村内の区画「プレッソニエール」産の平均樹齢50年のぶどうを使用。プレッソニエールは半分ACジュヴレ・シャンベルタンとなる畑でACブルゴーニュ側の区画であるが、並みのジュヴレ・シャンベルタンを凌駕する。醸造は他のワインと同様に足でピジャージュを行うなど極力機械は用いない伝統的な造りで行われる。新樽比率20% |